今日はゆっくり広島を観光して行きます。
まずは広島城。
新白島から歩いて行きます。
広島城は近くから見てはいけません。
昨日、姫路城を見たばかりなので余計にしょぼく見えました。
あまり整備に力を入れているようには見えませんでした。
途中、ひろしま美術館にも寄りました。
タイミング良く、ドービニー展がやってました。
ドービニーって誰だよ(笑)
って感じでしたが印象派の先駆けとなったすごい人でした。
僕の好きなモネも強く影響を受けています。
ドービニーは最初、当時に高貴とされていたアカデミックな絵を書いていました。
アカデミックな絵というのは伝統的で格式の高い絵のことで宗教画とかもそうです。
しかし、ドービニーは中々評価されません。
そこではドービニーはアカデミックな絵をやめ、自然の絵を書くことしました。
ドービニーは自然の魅力にハマり風景画ばかり書くようになりました。
ボタン号という舟を作り、その上で絵を書くという少し変わった制作方法も行っていました。
この舟の上で書く制作方法はモネにも引き継がれました。
舟の上で絵を描くほど自然が大好きなドービニー
水辺の絵が多いので水の画家とも言われています。
ドービニーの絵は後に印象派と呼ばれます。
これは僕なりの印象派の捉え方ですが
印象派の絵は輪郭がはっきりしておらず光の描き方が豊かです。
ぼんやりとしていますが人が初めてそれを見たとき、その印象そのものを描いています。
当時はあまり良いとされませんでしたがドービニーの画力と推薦のおかげでモネなどの優秀な画家が現れ一つのジャンルになりました。
やるな!ドービニー!
もっと詳しく知りたい方はぜひ自分で美術館に行ってみてください。
次は人生初となる原爆ドームです。
記念館は途中から観るのが辛くなりました、、、
次は宮島です。
フェリーもjrなので18きっぷで乗ることができます。
僕は海風に当たるのが好きなのですぐさまフェリーの最上階へ。
船旅してみたいなー。
宮島には鹿もいます。
あっちが太り過ぎなのもありますが(笑)
お腹が減ったのか屋台を覗いています。
宮島の鹿は餌やり禁止なのでそりゃ痩せるわな。
しかし、なんで宮島に鹿がこんなにもいるのか。
ネット等でも色々な説が錯乱しています。
一番好きなのは新天地目指して本州から鹿が泳いできた説です。
鹿って泳げるんですよ(笑)
鹿って基本害獣なので人間に撃たれて終わりですが、
ラッキーなことにそこには神社があって鹿は神の使いでした。
なので宮島の鹿は殺されずに上手いこと繁殖できましたとさ。
めでたし、めでたし。
一通り厳島神社は見終わったのでどうしよか迷いました。
弥山という山が宮島にあったので登ることにしました。
そこに山があるから登るんですね。
ロープウェイがありましたが足で登りました。
僕の大好きなクレヨンしんちゃんのオトナ帝国の逆襲という映画に「親に貰った足があるだろう」というセリフがあります。
(作中ではすごい意味の深い言葉)
だからって訳ではないんですが(笑)
今回はこの真ん中のコースで登ることにしました。
無事に着きましたが
相当、キツかったです。
もう二度と登らない(笑)
ロープウェイで登る距離を歩くのは無茶がある。
あれ?台湾の日記でも同じことを言ったような、、、
帰りも歩きです。
下りは上りに比べたらイージーです。
ロープウェイで登って歩きで下るのがいいかもしれません。
下山するとちょうど夕焼け。
揚げもみじまんじゅうを食べてフェリーに乗り込みました。
初めて訪れる場所の黄昏時ってこう心にこみ上げるものがあります。
この瞬間が好きで旅をしているのかもしれません。
次は山口県に行きます。
観光は明日でネカフェで就寝です。
ここまでの閲覧ありがとうございましたm(_ _)m